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舌がヒリヒリする原因は?

舌がヒリヒリする原因は?

舌のヒリヒリとした痛みや灼熱感を経験したことがある人は多いでしょう。この不快な症状は日常生活に支障をきたすこともあり、食事や会話を困難にする場合があります。舌がヒリヒリする原因は多岐にわたり、一時的なものから慢性的な疾患まで様々な要因が考えられます。この記事では、舌のヒリヒリ感の主要な原因と対処法について詳しく解説します。

物理的な刺激による原因

熱い食べ物や飲み物

最も一般的な原因の一つが、熱すぎる食べ物や飲み物による火傷です。熱いコーヒーやスープ、焼きたてのピザなどを急いで口に入れたときに起こります。この場合、舌の表面の粘膜が熱により損傷を受け、ヒリヒリとした痛みを感じます。通常は数日から一週間程度で自然に治癒しますが、重度の場合は水ぶくれができることもあります。

辛い食べ物

唐辛子に含まれるカプサイシンや胡椒に含まれるピペリンなどの成分は、舌の痛覚受容体を刺激してヒリヒリ感を引き起こします。これは一時的な反応であり、時間が経つにつれて症状は和らぎます。ただし、頻繁に辛い食べ物を摂取すると、舌の粘膜が慢性的に刺激され続ける可能性があります。

酸性の強い食べ物

柑橘類、トマト、酢の物など酸性の強い食べ物も舌を刺激します。特に口の中に傷がある場合や、舌の表面が敏感になっている時には、より強いヒリヒリ感を感じることがあります。

口腔内の疾患による原因

口内炎

口内炎は口腔内の粘膜に生じる炎症で、舌にできた場合は強いヒリヒリ感や痛みを伴います。ストレス、栄養不足、免疫力の低下、外傷などが原因となります。アフタ性口内炎が最も一般的で、白っぽい潰瘍ができ、周囲が赤く腫れます。

舌炎

舌炎は舌の炎症を指し、細菌やウイルス感染、アレルギー反応、栄養不足などが原因となります。舌が赤く腫れ、ヒリヒリとした痛みとともに、舌表面がツルツルになることがあります。

カンジダ症(口腔カンジダ症)

カンジダ菌という真菌による感染症で、免疫力が低下している人に多く見られます。舌や口腔内に白いコケ状の付着物ができ、それを拭き取ると下の粘膜が赤くただれ、ヒリヒリとした痛みを感じます。

全身疾患に関連する原因

糖尿病

糖尿病患者では血糖値の管理が不十分な場合、口腔内の細菌繁殖が促進され、口内炎や舌炎を起こしやすくなります。また、糖尿病性神経障害により舌の感覚異常が生じることもあります。

貧血

鉄欠乏性貧血では、舌が赤く腫れてヒリヒリとした痛みを感じることがあります。これは舌炎の一種で、鉄分不足により舌の粘膜が薄くなり、刺激に敏感になるためです。

ビタミンB群欠乏症

特にビタミンB12、葉酸、ビタミンB2の欠乏は舌炎を引き起こします。舌が赤く腫れ、表面がツルツルになり、ヒリヒリとした痛みを伴います。これらの栄養素は粘膜の健康維持に重要な役割を果たしています。

薬剤による原因

抗生物質

長期間の抗生物質使用により、口腔内の正常な細菌バランスが崩れ、カンジダ菌の異常繁殖が起こることがあります。これにより口腔カンジダ症を発症し、舌のヒリヒリ感の原因となります。

化学療法薬

がん治療で使用される抗がん剤は、口腔粘膜にダメージを与えることが知られています。これにより口内炎や舌炎が生じ、強いヒリヒリ感や痛みを引き起こします。

心理的・神経的要因

バーニングマウス症候群

明確な病変がないにも関わらず、舌や口腔内に継続的な灼熱感やヒリヒリ感を感じる症候群です。ストレス、ホルモンバランスの変化、神経の異常などが関与していると考えられています。特に更年期の女性に多く見られます。

ストレス

精神的ストレスは免疫力の低下を招き、口内炎や舌炎を起こしやすくします。また、ストレスにより歯ぎしりや舌を噛む癖が生じ、物理的な刺激により舌のヒリヒリ感が生じることもあります。

アレルギー反応

食物アレルギー

特定の食べ物に対するアレルギー反応として、舌や口腔内の腫れやヒリヒリ感が生じることがあります。果物や野菜に多い口腔アレルギー症候群では、生の果物を食べた直後に舌がヒリヒリすることがあります。

接触性皮膚炎

歯磨き粉、うがい薬、入れ歯の材料などに含まれる成分に対するアレルギー反応により、舌がヒリヒリすることがあります。

対処法と予防

一般的な対処法

軽度のヒリヒリ感の場合は、冷たい水でうがいをしたり、氷を舐めたりすることで症状を和らげることができます。刺激的な食べ物は避け、柔らかく温度の適切な食事を心がけましょう。

口腔ケア

適切な口腔ケアは予防と治療の両方に重要です。やわらかい歯ブラシを使用し、刺激の少ない歯磨き粉を選びましょう。アルコール系のうがい薬は避け、塩水でのうがいが推奨されます。

栄養管理

バランスの取れた食事により、ビタミンB群や鉄分などの必要な栄養素を十分に摂取することが大切です。特に野菜、果物、魚類、肉類をバランスよく食べましょう。

医療機関での治療

症状が長期間続く場合や悪化する場合は、医療機関を受診することが重要です。原因に応じて、抗炎症薬、抗真菌薬、ビタミン剤などの処方が行われます。

まとめ

舌のヒリヒリ感は様々な原因により生じる症状で、一時的なものから慢性的なものまで幅広く存在します。多くの場合は適切な対処により改善しますが、症状が持続する場合は専門医による診断と治療が必要です。日頃から口腔ケアを心がけ、バランスの取れた食事とストレス管理により予防に努めることが大切です。舌のヒリヒリ感を軽視せず、必要に応じて医療機関を受診し、適切な治療を受けることで、快適な日常生活を取り戻すことができるでしょう。

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