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阿倍野区昭和町駅の歯医者 ひだまり歯科のスタッフブログ

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夏バテと口内炎の関係とは?暑さが引き起こす口の中のトラブル

厳しい暑さが続くと、「体がだるい」「食欲がない」といった夏バテの症状に加えて、「口内炎ができやすくなった」と感じたことはありませんか。実は、夏バテと口内炎には深い関係があることが分かっています。今回は、夏バテと口内炎の関係について詳しく解説していきます。

夏バテとはどのような状態か

夏バテとは、夏の暑さによって自律神経のバランスが乱れ、体力の消耗や食欲不振、倦怠感などのさまざまな不調が現れる状態を指します。屋外の暑さと室内の冷房による寒暖差、大量の発汗による体力消耗、寝苦しさによる睡眠不足など、夏特有のさまざまな要因が重なることで引き起こされます。この夏バテによる体への負担が、口内炎のできやすさにも影響を及ぼすのです。

夏バテが口内炎を引き起こすメカニズム

1.免疫力の低下による粘膜の抵抗力の低下

夏バテによって自律神経のバランスが乱れると、免疫機能にも影響が及びやすくなります。免疫力が低下すると、口腔粘膜の抵抗力も弱まり、通常であれば問題にならない程度の刺激でも、口内炎ができやすくなってしまいます。

2.睡眠不足による粘膜の修復力低下

夏の寝苦しさから睡眠不足になりやすい時期ですが、睡眠は口腔粘膜を含む全身の組織の修復にとって重要な役割を果たしています。睡眠不足が続くと、粘膜の修復力が低下し、口内炎ができやすくなったり、一度できた口内炎の治りが遅くなったりすることがあります。

3.食欲不振によるビタミン・栄養不足

夏バテによって食欲が落ちると、十分な食事が摂れず、口腔粘膜の健康維持に必要なビタミンB2、B6、B12、葉酸、ビタミンC、鉄分といった栄養素が不足しやすくなります。これらの栄養素は、粘膜の新陳代謝や修復に深く関わっているため、不足すると口内炎ができやすくなることが知られています。

4.冷たい飲食物ばかりの偏った食生活

食欲不振から、そうめんやアイスなど、あっさりとした冷たい食べ物ばかりで食事を済ませてしまう方も多いのではないでしょうか。こうした偏った食生活は、栄養バランスの乱れを招き、口内炎ができやすい状態につながることがあります。

5.唾液分泌量の減少

暑さによる発汗で体内の水分が失われると、唾液の分泌量も減少しやすくなります。唾液には口腔粘膜を保護し、修復を促す役割があるため、この分泌量が減ることで、粘膜が刺激に対して弱くなり、口内炎ができやすくなることがあります。

6.ストレスによる栄養素の消耗

夏の暑さそのものが体にとってストレスとなり、このストレスによってビタミンCなどの栄養素が通常よりも多く消費されることが知られています。ストレスが続く夏バテの時期は、知らず知らずのうちにビタミン不足に陥りやすくなります。

7.胃腸の不調

夏バテによって胃腸の調子が悪くなると、これが口内炎のできやすさに影響することも経験的に知られています。冷たいものの摂りすぎによる胃腸への負担が、口内炎の発生と関連している可能性があります。

夏バテによる口内炎に見られる特徴

以下のような特徴に心当たりがある場合、夏バテが口内炎の背景にある可能性を考えてみるとよいでしょう。

・夏になると口内炎ができやすくなる
・体がだるい、食欲がないといった症状を伴う
・繰り返し口内炎ができる
・治りが通常よりも遅い
・冷たいものばかりの食事が続いている時期に症状が出やすい

夏バテによる口内炎への対策

バランスの取れた食事を心がける

食欲が落ちがちな時期でも、できるだけ栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。ビタミンB群を含む食品(レバー、卵、乳製品、緑黄色野菜など)を積極的に取り入れることが、口内炎の予防につながります。食欲がないときは、そうめんに卵や肉、野菜を加えるなど、栄養価を補う工夫をするとよいでしょう。

十分な休息と睡眠を確保する

夏の寝苦しさ対策として、寝室の温度・湿度を適切に管理し、質の良い睡眠を確保することを心がけましょう。十分な休息は、口腔粘膜の修復力を保つ上でも重要です。

こまめな水分補給を意識する

発汗によって失われる水分を補うために、のどが渇く前からこまめに水分を摂ることを心がけましょう。適切な水分補給は、唾液の分泌を保つ上でも大切です。

冷房環境での体調管理

冷房の効いた室内で長時間過ごす場合は、羽織るものを用意するなどして、寒暖差による体への負担を軽減しましょう。

冷たい飲食物の摂りすぎに注意する

冷たいものばかりに偏らず、時には温かい料理も取り入れることで、胃腸への負担を軽減し、栄養バランスを整えやすくなります。

刺激の強い食べ物を控える

口内炎がすでにできている場合、香辛料や酸味の強い食べ物は患部を刺激し、治癒を遅らせることがあります。症状があるときは、できるだけ刺激の少ない食事を心がけましょう。

口腔内を清潔に保つ

食後の歯磨きやうがいを丁寧に行い、口腔内を清潔に保つことで、口内炎への刺激を軽減することができます。

こんな口内炎には注意が必要です

以下のような特徴がある場合は、単なる夏バテによる一時的な口内炎とは異なる可能性があるため、注意が必要です。

・2週間以上経っても治らない
・同じ場所に繰り返しできる
・強い痛みを伴い、食事や会話に支障が出ている
・発熱や倦怠感など、他の全身症状を伴う

こんな場合は歯科医院や医療機関への相談を

以下のような場合は、セルフケアにとどめず、専門家に相談することをおすすめします。

・口内炎が2週間以上治らない
・繰り返し何度も口内炎ができる
・夏バテの症状が長期間改善しない
・食欲不振が続き、体重が減少している

歯科医院や医療機関では、口内炎の状態を確認してもらい、必要に応じて栄養面や夏バテ対策についてもアドバイスを受けることができます。

まとめ

夏バテは、免疫力の低下、睡眠不足、食欲不振によるビタミン不足、唾液分泌量の減少など、さまざまな経路を通じて口内炎のできやすさに影響を及ぼします。「夏になると口内炎ができやすい」と感じる背景には、こうした夏バテによる体の変化が関わっている可能性があります。バランスの取れた食事や十分な睡眠、こまめな水分補給を心がけながら、症状が続く場合や繰り返す場合には、歯科医院や医療機関に相談し、夏バテと口内炎の両方に対処していきましょう。

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